定年-再就職 履歴書を渡す相手は誰?

サラリーマンで定年を迎えた時の再就職は非常に厳しく、何通も履歴書を送ってもなかなか面接にたどり着かない。ようやく面接にたどり着いても不採用、というのが多くの再就職活動中の方たちの声です。なぜそうなのか?

それは多くの企業にとって高齢者を雇うことのメリットが無いから。

面接官の本音は、『あなたは当社に何をもたらしてくれるんですか?』です。

そしてそれは企業相手だけではなく、家庭、つまりパートナーから見ても同じ。人生100歳時代、あなたとこれから先、何十年も一緒にいることでパートナーはどんなメリットがあるのでしょう?

「でも今まで何年も家族のために頑張ってきたんだぞ」

「はい、それはよくわかります。感謝しています。でも過去のことですよね。

これからずっとあなたと一緒にいると私にはどんなメリットがあるのでしょう?」

と妻に聞かれたら、定年を迎える私はきっと絶句してしまったでしょう。

幸い私は定年の日、玄関で三つ指をついてニッコリ笑顔の妻に、「長いことご苦労さまでした」と言ってもらい、かなりの時間をかけたであろう手作りのウェルカムボードに迎えてもらいました。

再就職活動中の皆さん、パートナーに同居許可面接をしてもらうための履歴書を渡すとしたら、どんなことがお相手のメリットとして書けますか?

私「今までなかなか行けなかったから一緒に旅行に行こうよ」

妻「友だちといくからいい」

私「食事を作るよ」

妻「それは点数高いかも。でも私の好みってわかってる? それと片付けもちゃんとやってね」

と考えるとパートナーが好きな料理のレパートリーくらいは定年前から増やしておくことが大切ですね。

ちなみに麻婆茄子を作るとき、私はお店で食べるよりずっと茄子を細切りにして、妻の和江から「お父さんの麻婆茄子は細切りで柔らかくてとっても美味しい」と言われていました。

人によって好みがありますからね。(^^♪

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